8/24,25 内モンゴルにて乗馬
8/24昼に大学をバスで出発し、走ること約6時間、中国最北端内モンゴルにやってきました。
しかし大学の旅行とはかなり適当なもので、旅程表もグループ分けもな~んもなし。案の定、みんな勝手にバスに乗るので点呼に時間がかかり(先生が2台のバスを行ったり来たり)、やっと終わって出発したと思ったら、突然バスが止まり、学生が走ってきて乗り込む。さらに友達がいないと言い出す。
………先生が30分かけてやってた点呼は何だったんですか?
It's China Style。
自分が内モンゴルのどの辺にいったかもわからず、後で宿泊施設から検索したところ…
内モンゴル自治区中部のウランチャブ市卓資県の北方から28キロメートル離れる輝騰希勒草原に位置しており、西は自治区の省都であるフフホトまで70キロメートル、東はウランチャブ市首府の集寧市まで50キロメートル
だそうな☆
前置きが長くなりました。↑これは、到着したときの歓迎セレモニー。
Good Point① パオに泊まれた (快適とは言い難いが)
後ろに見えるのがパオです。大草原にぽつんとあるかと思いきや、密集。観光客向けの宿泊施設になってます。ちょっと風情がないけど、夜寒いし電気がないとやはり困るので、まぁ仕方なし。
韓国人2人と日本人2人で宿泊。
夜は5度とかで、寒いです。フリース2枚着て寝ましたが、やや寒かった。なので、観光シーズンは6月から8月までだそうです。
朝のパオ。
がっかりPoint①
期待していた大草原とちょっと違った…
これは草原でのモンゴル相撲。一見大草原のように見えますね。
しかしよく見てください。
夕暮れ時、草原を走る馬。 の周りに大量の風力発電機が( ̄Д ̄;)
景色が台無しです。 大草原を期待してきたので、かなりのがっかりポイントでした。
Good Point②
内モンゴルはかなりの確率で雨が降るそうなのだが、ラッキーなことに2日間晴天でした。お陰様で夜は星がとても綺麗に大量に見えた。(が、星の写真は写せなかったので夜のパオ。)
がっかりポイント②
食べ物。これはがっかり過ぎて写真なし。羊の肉も、もともとそんなに好きじゃないからか、特段おいしくなかった。
Good Point③
なんといっても馬です!!馬に乗りにわざわざ来たのですから。まぁ風車は気になりつつも、やはり草原を走るのは爽快でした。
馬で移動して民家の見学、儀式の場所の見学などで、全部で2時間くらい。
馬かわいい。おじさんが並走して引っ張ってくれました。もちろん、何のレクチャーもなく突然乗ります。
おじさん。毎日観光客を乗せるため、自分の馬2頭を連れてバイトにくるそうです。住んでる場所きいたら、「馬で2時間走ったらへん」と。通勤が馬…やはり内モンゴル!
乗馬の間中、馬を走らせると+100元だよ、と言われ続けたが、2時間も走るとこちらも足が疲れる、ということで25元だけ払ってその距離だけ走ってもらいました。欧米人の学生は、あまりにお金払えと言われることに腹を立てて馬を降りてしまってました。分からなくもないが、中国でそんなに簡単に怒ってはいかんよ~。
民家。これが一般的な、移動式ではないモンゴルの家。冬はマイナス30度の世界。この家で耐えられるのかしら。ブタ、ニワトリ、ヒツジがいました。
何かの塚。儀式的なものだそうで回ると縁起がいいとか。でも、何なのかは、説明が聞き取れませんでした。
というわけで、金曜の夜到着、土曜の午前中に乗馬して、昼にはもう出発しました。
天気が良くて空気がおいしかったのは、やはりこの場所ならではですね。
最近の北京の空気はかなり汚染がひどいので、貴重な時間を過ごせました。
最後に、1頭だけいた、スーホの白い馬。 再見!