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ねぎ子のブログ

congzi's blog

天津租界地区めぐり

北京から高速列車に乗ること30分、海からの北京の玄関口、天津に到着します。 19世紀に通商港として開放されて以来、天津には9か国の租界地がおかれていました。今も残る当時の建物・雰囲気は、北京とまったく異なる様相を見せてくれまする。週末日帰りでレッツゴー。

出発駅の北京南駅は、空港みたいな感じで綺麗に整備されています。まずはちょっくら高速鉄道の様子をご紹介。

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Japanese新幹線にそっくり。

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2等席という一番安い席だったけど、快適でした~。窓から脱出できるよう、こんな仕掛けがしてあります。とんかちで赤いところをたたくと、ガラスにひびが入る。

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雪だったので、ちょっと時間がかかりながらも、45分ほどで無事に天津に到着です。

到着後、まずは南にある水上公園内の、周恩来鄧頴超記念館へ。

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誰もがその名を知る初代総理周恩来。学生時代を天津の南開大学で過ごしたそうなのです。そして鄧頴超は彼の奥さんで、ここにくるまで知らなかったのだけれども、有名な政治家ですた。

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この博物館、無料なのだけど、展示が充実していて、ガイドさんもいて説明してくれるし、なかなかでした。周恩来は、まさに激動の中国近代史を生き抜いた人物。もう少し知識を深めねばと痛感したね。文革の混乱の時代などあったけど、彼が残したとされる言葉の中にはよいものもありました。

水上公園には天津動物園もあってパンダいるらしいのだが、行く時間ありませんでした。公園からは、天津のランドマークの電波塔が悪天候の中うっすら見えます。

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さて、ここからは少しずつ北上します。去年の10月に開通したという地下鉄が、南北に走っていてとっても便利。ガイドブックにはまだ出てません。

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天津の地下鉄の切符は、コイン型。台湾でみたのと同じだ。かわいい。北京より地下鉄の雰囲気も綺麗。

次に訪れたのは五大通です。昔のイギリス租界地区に残る5本の大通り。通りにはイギリス風の建物が残っており、さながら海外旅行にきたかのような感覚。寒かったので、三輪車に乗って運転手のおじさんに案内してもらいました(1時間くらいで一人20元≒260円)。5本の通りをウネウネ走ってくれ、有名な建物の前でとまって撮影させてくれました。

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本物の馬車にのっての観光もできますよ~。馬も寒い中お疲れ様です。

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五大通からまた少し北にいくと、天津名物と名高い狗不理(ごうぶり)という肉まんのお店があります。ランチに立ち寄ってみました。

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名前が有名なだけに、思ったほどヨクないという評価が多いこのお店。確かに接客態度などは微妙でしたが、お味はまぁまぁでした。思ったことは、肉まんはやっぱり豚まんに限る、ということ。7種類の味食べたけど、豚肉と海老以外の餡はあまりおいしいと思えなかった。

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この1つのセイロに1つ入りの、見た目がかわいいよね~。

食べ終わったところで腹ごなしに、今度は日本租界へ。興味のあった、静園にいってみました。ここは、北京を逃れてきた溥儀が住んでいたという場所。建物は当時を復元して立て直されていました。

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今の感覚からいったら、閑静な住宅街にたたずむ大豪邸といったところだが、皇帝が住むには故宮と比べられないほど質素でこじんまりとした邸宅。中は当時の部屋の様子が展示されてたり、映像博物館があったりしました。

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この説明書き、なかなか頑張って翻訳されているが、最初に溥儀のことを「天子として最後の一匹」と形容してます。誰か書き終わってからチェックしないのかな??

静園をみたあとは、街中の伊勢丹でティータイム。天津のよいところは、北京に比べて街の規模がぎゅっと凝縮されているところ。気軽に歩けるし、百貨店も新宿みたいな感じで集中していて買い物も便利だと思いました。

タクシーでさらに北上し、古文化街へ。

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昔の天津の中心地だった場所だようです。清代の街並みが再現されていて、お店がたくさん並んでいます。

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街の中心にある天后宮は残念ながらもう閉まっていました。でも近くに天津の名物「泥人形」本店を発見。閉店間際に入り、中の作品を見物できました。リヤドロなんかに比べると洗練された美しさはないけど、素朴な感じの人形です。なんか記念に買えばよかったな。

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さぁ、街中もだんだん暗くなってきたところで、最後に最大の目的地、イタリア租界地区へ。中国内で唯一イタリアの租界地区が残るという場所。今は整備されて小イタリアになっています。チャンツイーの出てた「非常完美」という映画の舞台になったらしいという場所で、是非みてみたかったのです。

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綺麗~。通りにはバーやレストランが並ぶ。雪もいい味を出しています。

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かなり小規模ながら、マルコポーロ広場も再現されています。なんだか本当に中国じゃないみたい。たまにはこうゆうところに来るのも楽しい!

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ランチをしたゴウブリの支店を発見!なんとイタリア風なのかよくわからんが、英語名が書いてある!!それは、Go believe。ごうぶり、ごうびり、ごうぶりーぶ、ってか。おもしろい~~。

ディナーは、イタリア租界地区内ながら、口コミなどで評価の高かった、FLOというフレンチで頂きました。

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フレンチのコースが220元(≒3000円)。エスカルゴ食べました。途中でフランス人ぽい社長も挨拶にきて、やたらと見られている感じがする以外、中国にしては接客もよかったです。何より、建物や中の雰囲気がとても素敵でした!満足。

さて、夜8時頃、また天津駅に向かいます。駅の向かいにはこれまたヨーロッパのような素敵な景色が広がる。

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因みに駅の中は、THE中国という感じで、きたなくて、薄暗くて、人がうじゃーって座ってて、なんだか現実に引き戻されました。

高速列車で30分、本当に近い。北京南駅から家までの地下鉄のほうが長くて疲れました。

天津。特に何もないとか言われることもあるようですが、我はとても雰囲気が好きな街でした。過去の歴史の中にそのまま息づく街は、古いよさを残しながらも経済発展と融合して、とても新鮮でした。なんせ北京から近いし、また季節の違う時にもいってみたいな。今度は天津動物園でパンダをみるのと、天津の眼といわれる観覧車に乗ってみたい。