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ねぎ子のブログ

congzi's blog

世界遺産リスト⑬ 福建土楼

2月。北京の寒さから逃れるため、福建省厦門(アモイへ!

厦門というと、経済特区で栄えている、というイメージ。でももともとは、アヘン戦争のとき、南京条約で開港させられた港です。その後も日本に占領されたり、けっこういろんな歴史があるんですね。

北京から飛行機3時間弱、なんだか海外にいくのとあまり変わらぬ時間をかけ、早朝便で、午前中に無事厦門に到着!着いてタクシーのってみて気が付いたが、厦門って、中国大陸から突き出しただったのね。あったかい気候と湿気を含んだよい空気が迎えてくれます。南国~。

 

★コロンス島観光

ホテルに荷物をおき、早速観光名所、コロンス島へ向かいます。コロンス島には、昔の外国の領事館の洋風の建物が残ってたり、ピアノ博物館があったり、たくさん出店があったり、本当ににぎやかで楽しいきぶんになれる場所です。厦門島から、船にのっていくよ。
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チケットはこの丸いの。往復で使うのでなくさないようにしないとね。

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船は、2階建て。2階はさらに数元払って座るらしいだんが、なんだか無料で乗れました。数分であっというまにコロンス島へつきます。

島は小さいので、見どころを自分たちで歩いてまわることに。

まずは、島のさきっちょにそびえたつ、鄭成功の像を見に行きました。

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鄭成功は平戸で生まれた、中国人の父と日本人の母をもつハーフ。明の滅亡期に清に対して抵抗運動を続け、その後台湾にうつって政権をたてたことで有名ですね。

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どーん、大きすぎて、近づくとお顔はよくわかりませんが。

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鄭成功の像が眺めている景色。アモイ島はビルが並んでおり、近代化がよくわかります。

ここでランチ。コロンス島で有名な海鮮料理やを紹介してもらって行きました。メニューはなし!食材をバケツから選んで、お勧めの料理法で調理してもらいまする。

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f:id:s_iidada:20130202132132j:plainこうやって計量。

料理はどれも新鮮でとてもおいしかったです!けっこう値段はお高めだったかな。観光地価格。おなかいっぱいになったところで、街をブラブラ。にぎわってます~。

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こんなおやつを食べてみました。もちっとした生地にアイス(あんこ、バニラ)とキナコみたいの。とてもおいしかったね、台湾ぽかった。

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そして、次の観光スポットである日光岩へ。コロンス島で一番高い場所(標高92.7m)です。

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ここをくぐってからは、ひたすら巨大な岩の合間をぬって登っていきます。いろんなルートがあるけどたどり着くのは同じテッペン。

f:id:s_iidada:20130202154850j:plain生命力を感じるネ!

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こんな面白モチーフもあって、なかなか楽しくのぼることができます。

さて、頂上からの景色がこちら。

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風も気持ちいいし、とてもよい眺めでした。このオレンジの屋根の街並みは、中国っぽくないですね。

日光岩を下り、今度は南の海のほうへ行きます。ビーチがあって、泳いでる人はいなかったが、船に乗って遊んでる人はいたよ。

さて、お次はこのビーチの隣にあるピアノ博物館を訪問。敷地内はちょっと日本っぽい感じもする庭園がありました。よくわからん岩の迷路みたいのをくぐり、上までのぼってきて撮影しました。

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ここをのぼりきってずっと海の方へあるくと、中国唯一のピアノ博物館があります。博物館は撮影禁止。けっこういろんなピアノがおいてあって、見てるだけで面白かったです。あとは、有名なピアニストの名前が全部漢字になっているのがめずらしくて面白かったな。例えば有名どころ、ベートーベンは貝多芬、モーツァルトは莫札特。中で生演奏もしてたが、正直このレベルはいまいちだったかな。我でもそんくらいは弾けるぞ?と思ったので。

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小高い場所にあるピアノ博物館から、海側をみた景色。とても美しいです。ここに見えている橋を歩きました。そして、橋から博物館のほうをみあげた写真がこちら。

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海はけっこう波がばしゃばしゃ言ってて、遠目にみたよりも激しくて少しこわいな、と思いました。

さて、このあと食べ歩きをして、また厦門島まで船で戻ってから夜ごはんを食べて、充実の1日目終了です。大満足のコロンス島散策でした!

 

★土楼 観光

2日目は、中国人向けの土楼1日観光バスツアーへ参加。3時間かけて土楼のあるところまで行って、3時間観光して、また3時間かけて戻るって感じです。

途中でよくわからんコーヒーのお土産屋さんに降ろされた以外、快調に走ってお昼前に高北土楼群へ到着。実は事前にはどこに行くかもよくわってなくて永定土楼群に行くものとばかり思ってたので、違う場所について、あらまぁ、という感じでした。永定土楼も車で5分くらいで行けるということで、要はだいたい同じエリアなんだが、観光時間もランチ含め3時間弱だったので、高北土楼をしっかり見ることにしました。高北土楼群には、King of 土楼と呼ばれる承啓楼というのがあるらしいし。

というテキトーな感じでまずはランチ。こちらもよくわからぬまま、バスをおろされた前の店で食べましたが、意外においしかったです。

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入口でお決まりの記念撮影。うれしい!中は観光地化が進んでいて、土楼にたどり着くまでにお土産屋さんが並んでいました。まあこうゆう雰囲気は好きじゃないという人もいるかもだけど、ここのお土産屋さんは雰囲気をあまり壊さない感じで土楼と共存していたのでよかったかなと思う。さて、着きました。

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後ろに見えるのが、土楼キング、承啓楼!大きい!!

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こちらが正面の写真です。ひゃ~、立派な要塞ですな。入口は普通はひとつだけだそうです。それにしても、この中で一族が暮らすって、とても面白い生活様式ですね。今でもここで暮らしている人たちがいます。たぶん、観光業とお茶造りなんかで生計たててるんじゃないかしら。土楼の中も見学できます。

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ここの土楼の特徴は、中に幾重にも重なった建築様式。中に入ってしまうとその全貌が少し分かりづらいかな。でも、上の方は今も住んでいる人がいて、登ることができません。そこで、最終的にはしつこい勧誘にも負けて、ここの土楼の上に住んでいるおばちゃんにお金を払って、最上階の彼女の部屋から写真をとってもらうことに。20元で、1枚印刷してくれて、あと我らのデジカメでも撮影してくれます。では、ここから一挙公開!この要塞チックな土楼の姿をご覧あれ!

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本当に面白い建築ですね。

さらに、土楼と聞くと真ん丸な形をイメージすると思いますが、今回現地を訪れて、四角いものも存在することが分かりました。

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形が違う以外、中の構造はおんなじでした。でも、古い土楼は今にも崩れ落ちそうでちょっと怖かったな。

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土楼の全貌をもっとバッチリ目に焼き付けたいと思い、土楼の裏手の山に登ってみることに。本当に見えるんかしら、とちょっと不安に思いつつ人っ子一人いない山道(すごい綺麗に整備はされている)を歩いたところ、無事に見晴らし台へ到着しました。

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ジャジャーン。キングはやはり大きいね!中の重なってるところは、角度的に見えませんが。しかし、道を挟んで向こう側はすっかり普通のマンションが並ぶ都市ですね。この景色はちょっぴり残念。まぁ新旧の融合で面白いと言えばそうだけど、やっぱりもっと山の中に土楼だけがある景色を見てみたかったなぁ。他の土楼群にはそうゆう場所もあるそうです。次回はそうゆうところで宿泊もしてみたいな。

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とはいえ、世界遺産の中でもっとも気になっていたひとつである土楼を間近で見学できて、とても満足しました。

この日の夜ごはんは、厦門の有名海鮮店「小眼鏡」で頂きました。ここは地元客も多く、お勧めのお店。

 

★南仏陀寺 観光

さて、最終日はあまり時間もないので、街をブラブラするほかは、精進料理で有名な南仏陀寺に行ってみました。唐の時代に建てられた、古い歴史を持つお寺です。

どこからが入り口なのかよくわからない広い公園の中に、お寺がありました。混む前に、と思って11時前に食べた精進料理。メニューに写真とかなくて何を頼むべきだったのかが分からなかったけど、食べた料理のお味はまぁまぁよかったです!

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 南仏陀寺も、お寺の裏手に登れる山があるようだったので、のぼってみました。コロンス島の日光岩同様、大きな一枚岩の間を縫うようにして登ります。

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途中であった、岩に掘られた文字。リュックサックがおみやげのお茶でいっぱいになってしまったので、北京対策の上着を荷物にしないため着こんで登ったところ、背中が汗だくに。ひぇ。しかも、登ってみたものの、ちょっとかすんでたのと、木が茂ってたので、景色はよく見えませんでした。ざんね~ん。

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このあと、昨夜ご飯を食べた海鮮料理の小眼鏡分店でマンゴージュースを飲んで、空港に向かいました。

 

厦門は南国でした。街の雰囲気や流れる空気、ご飯は台湾とすごく似ていた。海外旅行に行くハードルがVISAなど手続き面で日本人より高い中国人にとって、人気の観光地になるのも納得だなぁと思いました。中国内でありながら、あまり中国っぽくないからね。食べ物もおいしかったし、土楼もまだ見たい他の地域があるし、また行ってみてもいいなぁと思いました。行くとしたら冬だね!北京に戻ってから、上着が薄くて凍えました。