読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ねぎ子のブログ

congzi's blog

世界遺産リスト㉗ 紅河哈尼棚田群 

2012年2月、NHKスペシャルで「天空の棚田に生きる」と題して雲南省のハニ族棚田が紹介されました。そして翌年2013年、この棚田群は世界遺産に登録されました。

さらに翌年の2014年2月、中国で棚田見物をしようと思い立ったねぎ子はネットサーフィンし、世界遺産として有名になり始めたこのハニ族棚田にたどり着いたのでした。

実は上記NHKの番組は、棚田に行こうと決めた後で兄が教えてくれたもの。中国ではYoutubeが見られないのでまだ番組を見ることはできていないが、予告文等読む限り、一見の価値があると思う。

 

前置きが長くなったが、そう、今回の労働節3連休の目的地は、雲南省は元陽県、紅河県に広がるハニ族の棚田です。自然遺産かと思いきや、文化遺産として指定されています。ここは、中国の少数民族であるハニ族が長い年月をかけて築き上げた、世界最大の棚田のひとつなのです。実際に棚田を見て、ここがハニ族の技術、伝統と大自然により見事に生み出された、文化的遺産というにふさわしい場所であることを実感しました。

 

棚田への起点は雲南省昆明です。まだ飛行機や列車が整備されていないので、移動手段は車のみ。渋滞にも巻き込まれ、12時半に出発したはずが、目的地の棚田付近のホテルに着いたのはもう夜中。丸一日移動となりました。つまり今回の旅は2泊3日だったけど、実質観光したのは2日目のみ。標高1800mにて、翌日に期待を膨らませ、天気が晴れることを祈りながら1日目は眠りについたのでした。

 

さて、お待たせしました、ここから2日目の棚田Viewをレポートします!

 

□多依樹でのご来光鑑賞

朝5時半に出発して、ご来光の見られるSPOTへ。まだ薄暗い中、棚田が浮かび上がって見えます。なんという規模!目の前に広がるのは棚田の海!こんな光景初めてです。

f:id:s_iidada:20140502062109j:plain

この時期には珍しく雲海も見えて幻想的。だんだん明るくなります。

f:id:s_iidada:20140502063321j:plain

段々が、本当に細かく刻まれているのが分かります。これを作り上げたハニ族の祖先は大変苦労もあったことでしょう。

f:id:s_iidada:20140502064119j:plain

田んぼに張られた水がきらきらと光って見えてきました。まだこのエリアは田植えが始まっていなかったので、鏡のような棚田を見ることができました。でも、時期的に1番いいのは2月3月だそうです。

f:id:s_iidada:20140502064546j:plain

 こんな風に展望台が作られています。次第に人が増えてきて、空も明るくなってきましたよ。

f:id:s_iidada:20140502064710j:plain

見えたー!ひょこりとオレンジ色の太陽のお出ましです。

f:id:s_iidada:20140502065220j:plain

自然の迫力と、人の生きる術とのコラボに感動しますね。

f:id:s_iidada:20140502071324j:plain

でも、ここから雲海がどんどん広がり、棚田は真っ白な煙で覆われ何にも見えなくなってしまいました。天気もあまりよくない中、ご来光はちゃんと見ることができてとてもラッキーでした。

 

□勝村

御来光のあとは、近くのハニ族とイ族の人が暮らす村を歩きました。

みんな朝ご飯と店を開く準備中。こちらでは鶏を絞めていました。

f:id:s_iidada:20140502080940j:plain

これはハニ族の女の子3人組。民族衣装がかわいらしいですね。おしりにヒダヒダがついています。

f:id:s_iidada:20140502081004j:plain

さらに、マーケットにも出くわしました。ハニ族の皆様、青色のターバンを巻いています。

f:id:s_iidada:20140502082239j:plain

緑色のネギ見たいのをみんな売り買いしていました。なんだったんだろう、旬の野菜かしら。他には豚肉も解体して売られていました、自然との共生を感じます。

 

□土貝(べい)達棚田観景点

次の観光スポットへ来ましたが、雲海が濃くなってしまい、残念ながら一瞬この景色が見えたのみ。(さらに残念なことに、レンズによごれが入り、黒い変な点が。。。)

f:id:s_iidada:20140502093756j:plain

近くで田植えの場面を見学しました。小さい子もお手伝いです、偉いねぇ。

f:id:s_iidada:20140502110743j:plain

怠惰な我は、天気がよくなるまで昼寝しにホテルへ戻ることに。夕暮れ時がまた見ごろだそうなので、それまでしばしお休みです。

 

□箐口棚田

15:30にホテルを再出発して、また棚田地区へやってきました。

f:id:s_iidada:20140502154039j:plainここは小さなスポット。もう田植えしているので、緑色ですね。

f:id:s_iidada:20140502154049j:plain

 少し角度を横にすると、一面緑がびっしりに見えてパッチワークみたいです。緑は緑で綺麗。

f:id:s_iidada:20140502154430j:plain

 

□老虎嘴棚田! がおー!

さて、棚田地区の最後のスポットへやってきました。棚田の模様がトラが口をあけているように見えるから、この名前になったそう。

f:id:s_iidada:20140502163309j:plain

うーむ、でもどこらへんがトラっぽいのかあまりよく分かりませんね。天気はしばらく降っていた雨がやんだところなので、全体的に灰色。

f:id:s_iidada:20140502163659j:plain

少しレンズを近づけてみてみるとよく分かる。かなり細かい棚田ですね。

f:id:s_iidada:20140502164233j:plain

ここから階段を下っていくと棚田をもう少し間近に見られる場所があります。帰りに同じ距離だけ登るのが嫌だなぁとか憂鬱に感じながら階段を下ると、下った甲斐が感じられる景色を見られました。

 f:id:s_iidada:20140502173410j:plain

↑これが今回一番のお気に入り写真。友達と一緒に下った場所から、我はさらに下って、上から写真をとってもらいました。戻るのしんどかったけど、棚田の一部に紛れることができて満足です。

この山の棚田の面積全部からお米がとれるなら、すごい生産量な気がします。しかし人の姿はまるっきり見えないな。人手足りるのかしら。

そんなこんなでまた階段をなんとか登り、上の展望台で日の入りを待ちましたが、残念ながら、天気が悪くて見ることはできず。

 

こうして、棚田をめぐる旅は終了です。来るまでは、ここには棚田以外に何もない、と思ってたけど、そうではなく、ここの棚田にはすべてがある、というのが正しい気がしました。棚田にはここに暮らす人々の歴史、文化、知恵、生活、すべてが凝縮されているのだと。弾丸旅行だけど、きてよかったです。

f:id:s_iidada:20140502173716j:plain

再見!