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ねぎ子のブログ

congzi's blog

ぶらり週末 ~無錫~

今月の旅先1つ目は無錫!日本企業もたくさん進出している江蘇省、長江デルタ地域に位置する水郷都市です。そのうち出張とかで行くかもな、と思っていたけどなかなか訪れる機会がなかったので、週末に日帰りでサクッと行ってきました。無錫の地名の由来はそのまんま、昔はたくさん錫がとれた(有錫って言ったらしい)けど、前漢の時代には既にとりつくしてしまい、無錫という名前に落ち着いたとか。

 

朝8時、上海駅から南京行きの高鉄(新幹線)に乗り、50分で到着。無錫は太湖と太湖周辺の観光地が有名なので、市内は通過してまずは三国城というテーマパークへ。新幹線の駅からタクシーチャーターして40分弱の場所です。

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無錫は三国時代には呉があった場所。映画三国志の撮影に使われた撮影場所が今はテーマパークとして公開されておりまする。チケットは隣にある水滸城という水滸伝のテーマパークと合わせて150元(=3,000円)。よいお値段しますね。

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三国城の中はこんな感じ。後ろに見えるのは太湖です!中国大陸の地図の中ではそう広く思えないけど、太湖の大きさは琵琶湖の3.5倍。もはや海に見えます。

ところで朝早くテーマパークに来たのは、10時から始まる一番人気の呂布の騎馬ショーを見るため。10分前に会場に向かったら、もう真ん中の席は人でいっぱいに。

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呂布と言えば、三国志でいわれる最強の武将。中国語で色々セリフとかアナウンス流れていたのはよく分からんかったけど、とにかく敵を何人も一人で倒していったのが呂布と思われる。

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あまりきちんと歴史を把握していなかったのだけど、関羽が曹操から譲り受けたとして有名な赤兎馬、これってもともと呂布が乗ってた馬だったのね。董卓→呂布→曹操→関羽、という流れ。ちなみにウィキペディアによれば、「人中に呂布あり、馬中に赤兎あり」と言われるそうな。さて、このショーは15分間でしたが、途中で雑技チックな馬の乗り方とかあって、中国的でかなり面白かったです。大迫力。

テーマパーク内でお次に訪れたのはこちら。桃のいい匂いがするなぁ…と思っていたら、はっ、ここは桃園。f:id:s_iidada:20150307102147j:plain

劉備・関羽・張飛が兄弟の誓いをした有名な場所ですね。なんと桃の花は全部ニセモノ(花の香りもどこかから流しているのかなぁ)だったけど、雰囲気ありました。

で、他にも巨大な呉のお城やら赤壁の戦いを模した場所など散策し、そのまま水滸城のテーマパークへ移動。中でつながっています。

水滸伝は自分もそんなに詳しくないのと、テーマパークもちょっとさびれているのとでそんなに見るところなかったような感じ。とりあえず水滸城の一番お勧めのショーを見に行きました。

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すんごーくちゃっちいワイヤーアクション。これが意外にもThe中国で笑えて面白かった。

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水滸城側から外へ出てきました。こちらは三国城に比べると人も少なめ。途中で、日本人の団体客にも会いました。みんな上海とセットで来るんだろうなぁ。三国志好きにはいいけど、そうでない人は無錫よりも蘇州・杭州のほうが楽しめるだろうな、と思いました。

 

テーマパークを後にして、次に向かうのも太湖周辺の見どころ。太湖第一名勝と言われる、太湖に突き出た半島の公園です。その形がスッポンの頭に似ているから鼈頭渚公園と呼ばれてます~。

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公園が広すぎたので、園内はカートに乗りました。後ろに座ってたのも日本人観光客。無錫って日本人が多いのね。公園内で少し遅めのランチ。

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無錫名物の排骨(骨付き肉)、食べる場所は少なかったけど、甘辛くて美味しかった!ほかの料理も全般的においしくて、日本人の口に合うと思います。

お昼の後は、船に乗って、仙島という公園内一番の見どころの島へ。ここは三山とも呼ばれ無錫旅情に出てくる島ですね。しかし太湖周辺は本当に寒い!海風に吹かれているような感じで凍えました。。。

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船から降りるとすぐ見えたのがこちらの橋。寒い寒い、温まるべく島の中をがんがん歩いていくと、お寺が見えてきました。ここの島は道教縁の場所のようです。さらに高台のお寺から下を見下ろすと、気になる金ぴか(少し剥げている)の後ろ姿が。

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なんだなんだ、ということで下に降りて回りこんでみると、ちょっと思ってたのと違うお顔が。f:id:s_iidada:20150307140112j:plain

老子様のお顔はこんな感じなのかしら?それにしても、ぼさっと立つ自分の横では小さな女の子がばっちりな角度で写っております。こうして中国人女性は小さいころからポージングを鍛えているのね~。

そういえば、帰りにこんな面白い光景を見かけました。太湖で釣った魚を小舟の上で売っている夫婦がいたのだけど、これが予想外に繁盛している様子。

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さて、夕方の新幹線にのって上海に帰るために市内へ戻ります。本当は太湖周辺にもう一つ二つ名所とされる公園があるのだけど、時間切れです。やはり中国、ひとつひとつの場所のスケールが大きい。無錫は町全体が少し霧がかったような感じでした。工業化による大気汚染なのか、湖の水蒸気なのか、単に天気が悪かったのか、理由は色々だろうけど、少し憂えを覚える雰囲気は無錫旅情の世界観だったかも。って実は帰ってきてから初めて歌聞いたんだけどね、ははは。