ねぎ子のブログ

congzi's blog

Mexico世界遺産リスト① メキシコ国立自治大学 ~UNAMの壁画~

好久不見! Tanto tiempo! お久しぶり!

 

2015年6月に中国から日本に帰国して以降、しばしブログを更新できていませんでしたが、1週間前にメキシコに引っ越してきたのを機に、再開することにしました。

ちなみに日本でも怠けていたわけではございません。中国時代よりもペースはがくんと落ちたものの、屋久島、富岡製糸場、中尊寺の3か所をめぐりました。

 

さて、メキシコ生活1週間。太陽とアミーゴの国(と勝手に命名)、メキシコ。

・・・スペイン語ができないのがやはりビハインドです。そして治安面での不安もあって、中国と同様にひとりで自由にぷらぷらと観光するのは難しい状況。早く少しでも言葉をしゃべれるようになりたいものだ。といって、家にこもっていても仕方ないので、週末は頑張って出かけたいと思います!

 

前置きが長くなりましたが、メキシコ在住後(※末尾)、記念すべきメキシコ世界遺産訪問第1号は、UNAM(ウナム)大学。Universidad Nacional Autonoma de Mexico(メキシコ国立自治大学)の頭文字をとって、うなむ。メキシコでトップの大学だそうで、メキシコシティの中心部からは少し南に位置した場所にあります。あとで痛感することになったのだが、この大学、すごく広い。大学都市とも呼ばれるそうで、この都市の建設には60人以上の建築家や芸術家が参加したそうです。というわけで、アートな建物がたくさんあるわけですね。目指すはメインキャンパスの図書館の壁画。

 

家からウーバーで出発!メキシコに来てから、まだタクシーは使ったことありません。ウーバーのほうが安全度が高いらしいので。

UNAM大学の駐車場と思われる場所で無事降車。構内に入ると、公園があり、お昼時ということもあって家族連れでにぎわっていました。

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公園内の置物にもアートを感じる。高まる期待感!

そしてはい、こちらが大学の入り口~。UNIVERSUM。おや、UNAMじゃないな、ちょっと思ってた略と違うけど…まぁいっか。

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グーグルマップを頼りに図書館の壁画を目指し構内を歩くが、なかなかそれらしい景色にたどり着けない。30分弱歩いたところで、構内を散歩中のおじさんにPregunta(質問)。その結果、目的地は今いる位置から北側にあるということが判明。そうだねぇ、40分くらい歩くよ☆とのこと!がーーーん。

地図で「UNAM大学」と検索して出てきたところを降車位置に設定してたどりついたはずが、この広いUNAMなる都市のどこに行きたいかは、もっと予め絞って指定しなければならなかったのである。

ここまできたら諦められない。幹線道路沿いをひたすら北に向かって歩き続ける。歩いてる人なんてほとんどいない。。。なので、道路沿いのタクシーから「おい、乗らないか!」的なクラクションを鳴らされる。怖い怖い。と思って壁側を歩こうとすると、日光浴中と思わしきトカゲとカメレオンとヤモリの間みたいなやつらがうじゃうじゃ。ぎょえーーーーー。

 

必要以上に長く感じる北上を終え、ついにそれらしき場所に。駐車場のおじさんに図書館の写真を見せて再確認すると、「ここから5分くらい歩いたら、一番高い建物だから、すぐわかるぜ。」と。

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見えてきました!あれです!図書館より明らかに高い建物が手前にあるけどな!

 

さて、ようやくメインキャンパスの中央図書館の広場へたどり着きました。一番高い建物は、学長塔(?)のようで、ここにシケイロスの壁画があります。

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「民衆から大学へ、大学から民衆へ」という作品です。

シケイロスというのは、1900年前半に活躍したメキシコの社会主義の画家。

メキシコの歴史にまだ疎いのですが、映画「フリーダ」でも出てきた通り、メキシコでは1920年~30年代にかけてメキシコ革命が起きていました。19世紀末に近代化が進んだメキシコですが、外国資本に頼った経済開発、農民からの土地搾取などが進み、その結果、各社会層から当時の圧政に対する改革の機運が高まったというわけ。この革命の意義を民衆に伝えるたの媒体として利用されたのが、壁画。当時の壁画画家たちは、画家でありまた革命家であったわけで、シケイロスもその一人。

立体的なのが特徴的な壁画ですね。

 

さて、お目当ての中央図書館の壁画は、オルゴマン作のモザイク壁画。オルゴマンについてはあまり情報ないが…メキシコの画家、建築家で、代表作がこの図書館の壁画です。建物の4面の壁画全てにテーマがあります!ぐるりと一周してみましょう。

 

■南側 『スペイン植民地時代の圧政』

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手から血が出ている絵がありますね。これがスペイン軍の圧政の苦しみでしょうか。

中央にさりげなく窓があり、そうだこれは建物なんだった、と気づかせてくれます。

左右の真ん中にあるのは太陽と地球の関係図かしら?

 

■東側 『太陽と月、宇宙、科学、政治』

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テーマ通り。右に太陽、左に月。右下は農業、左下は工業でしょうか、人民の暮らしぶりと経済の発展なんかが垣間見えます。

 

■南側 『アステカ文明』

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これが一番よかった!じっくりと隅から隅まで見たくなるような、アステカ文明のあれこれ。メキシコといえばドクロ?、これは古代からずっと続く文化なのですね。しっかりとドクロも描かれています。

 

■西側 『学生たちの現代メキシコにおける役割』

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このテーマはあまり読み取れずでしたが、真ん中にUNAMの校章が描かれています。ワシかな??メキシコ国旗の中央部分と似ていますね。メキシコ国旗については、次回少し詳しく書くことにしましょう。

 

というわけで一周しました。ここに来るまでに遠回りした分、壁画から得られた満足感は大きかったです。キャンパスは芝生が広がっていて、犬もウロウロ、軽食売りカートなんかもあって、のびのびした空間でした。本を片手に楽しそうに議論しながら図書館から出てくるゼミ仲間たち(←想像)、いいなぁ。また学生に戻りたくなりました。

最後に出口からキャンパスを振り返って撮影した1枚。

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翌日の観光記に続きます(^ω^)

 

※7月の夏休みにメキシコを訪れた際に、テオティワカン遺跡とソカロ地区は観光済。そのうちまた行く機会があると思うので、その際アップすることにします~。