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ねぎ子のブログ

congzi's blog

世界遺産リスト㉙ 大足石刻&重慶火鍋旅行

今回の世界遺産は、重慶市から車で2時間ほどの場所にある大足

久しぶりの週末弾丸旅行にて、まずは上海から重慶市までひとっとび。仕事では重慶関連が色々とあるのだけれど、実は重慶を訪れるのは初めてでした。

重慶は中国4番目の直轄市。内陸の大都会です。そして重慶と言えば何をおいても、火鍋でしょう。今回の旅の目的も、火鍋&大足石刻と、とても分かり易い。

 

お昼に重慶到着後、空港からそのまま市中心から少し郊外にある、磁器口古鎮へと向かいました。ここは、もと重慶駐在員に事前リサーチした観光スポット。

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相変わらずたくさん人が映りこんで集合写真みたいな状況ですね。週末だったのですごい人でごった返していました。

ここは昔は水運で栄えた港都市。今はお土産屋さんが中心です。観光案内所みたいな場所にて荷物を預けたのだが、、、無料というだけあって番号札つけて案内所の脇スペースに置くだけ。。。不安はありつつもまぁとられても洋服だけだ、と割り切って散策スタート。

まずは入口近くにある鐘家院という古いおうちを見学。北京の四合院の建築様式を取り入れたお屋敷です。

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ここでは、飾り文字を書いている人がいて、面白かったので20元払って自分の名前を書いてもらいました。さっそく自分へのおみやげゲット。

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右からかいてあますね。

 

お昼ご飯の時間をすっかり過ぎていたので、とりあえず重慶らしいランチを求めてフラフラ。ローカルな露店のお店で頂いたのがこちら。

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「鳥雑」という料理名からも分かるとおり、鶏肉の雑多な部分(ホルモンなど)を香辛料で煮込んだ辛い鍋です。あとから重慶人に「ランチは鳥雑にしたよ」、と話したら、えっよく食べましたね!という反応でしたが、お味はけっこうよかったです。

 

ランチ後も磁器口の中をウロウロ。階段や坂道もあって、少し雰囲気が台湾の九分に似ているなぁと思いました。

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あと、ここは飲食店がたくさんなのだけど、大きな声で客寄せしながら麺を打っているおじさんがとても愉快で面白かった。紫いも味の麺かしら。全然食欲はそそられなかったけど、おじさんのパフォーマンスがGoodでした。

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食べ歩きしたりお茶飲んだりで満喫した後、重慶の中心街へと向かいました。案内所に預けていた荷物も無事そのままおいてあり一安心。

 

さて、たどりついたのは嘉陵江と長江にはさまれた島の中にある、中国三峡博物館です。中は広くて駆け足でしか見てないけれど、重慶市の歴史展示以外にも、少数民族の展示、お金の歴史展示、抗日戦争記念展示などがありました。重慶は国民党政府の臨時首都の時代もあったからね。もう少しきちんと近代史が分かっていると面白かったかも。

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博物館の前は大きな広場(人民広場)になっていて、人民大礼堂という立派な建物が見えました。

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北京の天壇に少し似ているな。

 

日も暮れたのでホテルへチェックインしにいき、普段一緒に仕事をしている中国人スタッフin重慶と待ち合わせ。夜ごはんは火鍋屋さんに連れて行ってもらいました!食べることに夢中で肝心の写真がないが、、、百貨店の中の綺麗なお店でひとりひとつ小さい鍋の出る店でした。中国人スタッフの彼女も一緒に食べたのだが、彼女は意味不明なほど辛いスープにしていましたね。。。少し味見させてもらったが、その後しばらく他のもの食べられなかった。火鍋は毎日のように食べるらしい。小さい時から食べてれば舌も慣れるのだろうか。

火鍋で終わりかと思いきや、長江沿いのカフェに連れて行ってもらえました!

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綺麗です。武漢でも長江見たけど、こんな内陸でも長江に出会えるとは。やはり雄大で長い長い川なんだなぁ。

上海の外灘とはまた趣の異なる長江と重慶の夜景にゆったり浸って夜は更けましたとさ。

 

2日目。前日は、半日ながら重慶を満喫できたので、朝から一路大足へと向かいます。

大足は、唐から南宋の時代にかけて造られた石窟、石刻がたくさんある町です。99年には世界遺産に登録されました。ものの本によれば、唐末期、安史の乱等の混乱の時代に南へ逃れてきた農民、高僧、彫刻師などが、平和を求めてここで大仏像を彫るようになったとか。その後明、清の時代まで実に10世紀以上に渡って彫られてきたというのだから驚き。さすがは中国の歴史!

夕方の飛行機までの時間は限られているので、有名な2か所の石窟を訪れることにしました。

 

■宝頂山石刻

ここは、大足石窟の中心地。唐末から作られた様々な石刻を見ることができます。

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車を降りるなりわーっと群がってくる中国人有料ガイド。勢いに負け、ずっとついてきた諦めの悪い女性ガイドを起用することに。結果的には、歴史や仏教のことを説明してくれて、つけて正解でした。

敷地内に入ってまずびっくりするのは石刻のスケールの大きさと細かさ!

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色もきれいに残っています。手前に見えているのは地獄絵図。苦しそうな人々の表情がひとつひとつリアルで見入ってしまいます。ここの石窟は仏教の教えをもとに彫られていて、ひとつひとつの石刻がストーリーのようにつながっています。

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世界遺産マークも無事発見しました。上の守護神の色もとても綺麗に残っています。

そして、ここからが目玉!大足にきたかったのは、この巨大涅槃図を見てみたかったからといっても過言ではありません。

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圧倒されるスケールです。全長31mで、中国では一番大きな上半身の涅槃像。もう少し近寄ると、さらに大きさを実感できる。

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お釈迦様の穏やかないい表情。まるでインドかタイに来たかのような気分(どちらも行ったことないので完全にイメージ。)

他にも有名なのがこちら。六道輪廻像という、仏教の輪廻思想を表現した石刻。

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一番内側はお釈迦様。2番目の輪が天道、人道、阿修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の6つの輪廻、3番目の輪には人の生・老・病・死・憎悪・愛別離が、そして一番外側には動物が彫られています。お見事。

 

もうひとつ宝頂山の見どころとして千手観音があるのだが、修復中で見学ならず。

でも、大仏をしっかり見られて大満足でした。

 

■ランチ

次の石窟へ向かう前にランチ休憩。適当にローカルの込み合ってる店に入りました。舌が麻痺する系の鍋に白身魚(川魚)が丸ごと数匹入っています。これが意外にもすっごく美味しかった!

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■北山石刻

こちらは、宝頂山に比べると、小さいものが多く、若干地味な石刻でした。でも小さい分精緻な石刻が多いようにも思いました。

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ガイドブックには1万台ほど仏像ありと書いてあったが、冬の閑散期だからか途中から道が封鎖されていて、思ったより早く見終わってしまいました。ガイドもいなかったし、ここの石窟はきちんと楽しめたかというとちょっぴり疑問符。

 

ともあれ、全体としては世界遺産の石刻を十分に堪能できた1日でした!

また重慶まで車で戻り、夜の飛行機で上海へ帰還。火鍋と石刻のミッションコンプリート。週末だけでこんな場所までいけちゃうんだな、ということにまた満足感を得た2日間でした。