ねぎ子のブログ

congzi's blog

ぶらり週末 ~公安博物館&M50~

この週末は、上海市内で気になってた場所をまたふらりふらり。

 

◆公安博物館

語研友達から聞いて気になっていた公安博物館。警察官スタイルのテディベアを購入できるというのがポイント。先週はなんとドアの前まで来たところで閉館と帰されたので、リベンジでやってきました。

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通り沿いに突如現れるこのビルが博物館。1階から4階までが博物館になっていて、2階から順番に上に上がっていくようになっています。(我は間違えて4階からおりてきたけど。)周りには特にに何にもない場所なんだけど、ここを目標に来る人たちは意外にいて、子供連れがどんどん吸い込まれていきます。

まず入ると1階には公安に関係する乗り物たち。

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2階にあがると始めて公安博物館の表示がちゃんと出てきます。

f:id:s_iidada:20140222151655j:plain子どもがパタパタかけまわったりしているものの、さすがに外とは違う緊張感が漂います。

公安局の歴史や、過去の具体的な事件紹介とか、日本じゃありえないという展示もあって衝撃でした(なので写真は撮らなかった)。心臓の弱い人にはお勧めできない部分もあります。

当たり障りのないところでいうと、交通関係でしょうか。

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もう少しどうにかできなかったのかしら、という「子供に注意」の子供の絵がツボ。

あと、世界各国のピストルコレクションや、各国の警察紋章の展示もありましたね。

公安局の中に消防も含まれるらしく、4階は消防の歴史や乗り物の展示もありました。

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きちんと展示されていて、清潔感もありました。

総合的な評価でいうと、マニア的な人はとても楽しめて、普通の人は「へぇ~、え、こんなのも展示しちゃうの」と少し驚き、時間のない人は無理して行く必要のない博物館のような気がしました。もちろん行ったら行ったで、公安の成り立ちとかわかって興味深いとは思うけど。最後に、足の裏に「中国警察」と刺繍の入ったテディベア(50元)、購入しました。

 

◆莫干山路50号

こちらは兄から聞いたモダンアートギャラリー。M50って呼ばれる場所で、現代アーティストが仕事場を構えている ことで最近は国内外からファンが集まっているそう。天気の良い日曜に、ぷらぷらと出かけてみました。

地下鉄の駅は遠そうだったので、バスで向かうことに。バスを降りると、普段生活し慣れているエリアと違った雰囲気の上海を見ることができました。

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上海も広いからね、オフィス街が全て、なんてこと、ないんです。ただあまりにローカルで、明るいうちじゃないと歩くのはちょっと勇気がいるかもね。

バス停からてくてく10分ほど歩くと、莫干山路という通りに出ることができて、到着。

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あとから分かったけど我は正面入り口ではなく、少し横から入ったようです。ここのエリアの中には、いくつも倉庫やマンションみたいな建物があって、各スペースや部屋がギャラリーになっています。

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早速、よくガイドブックにでている落書き(アートか)を発見。この前で、ギターを弾きながら写真撮影している人たちもいました。そしてこの絵の横にはM50を代表するオブジェが。

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交通標識とセットでアートなのだろうか。。。さらに振り返ると建物の壁にもおもしろアート。

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こうゆう壁画は、ちょこちょこ塗り替えられるらしい。ギャラリーも変わるし、そうゆう点では、何回きても楽しめるかも。

我みたいにアートギャラリーに慣れていない人間は、自由に入れるとわかっていても、他に人がいないとなかなか部屋の中に踏み込む勇気がわきません。というわけで、最初はかなり遠慮がちに、建物の1階部分を中心に見て回りました。

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基本的に、作品の撮影はできないから、外観の写真ばかりだけど、この建物の構造みるだけでも、若干アーティスティックな雰囲気が伝わるかしら。日本人のギャラリースペースもあって、富士山の絵もおいてありました。

 

ここH-Spaceという倉庫は、「時間がなければまずここを見よう」と紹介されてたので行ってみたが、どーんと広い白いスペースの中に、自転車がぽつんとおいてあったり、不思議な空間でした。

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写真禁止の表示がなかったので、中も少し撮影したよ。自転車の次のスペースにあった、車のドア(?)を塗ったものをつるした部屋。

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まぁ新鮮だったけど、個人的には絵画のほうが見てわかる分、面白いと思いました。

このへんからエンジンがかかり始め、だんだん図々しく色々みて回れるように。14時くらいになって、人も増えてきましたし。外人さんが多くきていました。 

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↑こんな通路の両脇には、小さな部屋がいくつもあって、絵画や陶器が飾ってあります。毛沢東の絵なんかもありましたね。現代アートなので、「あ、上手だなぁ」という絵ではなく、「こりゃなんじゃ」と思う絵が多かった。

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アインシュタインもいましたよ。

  

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そして、ふとしたスペースにあったのは、昔工場だったときの名残?の設備。つるさげてあった子供服もアートなのかしら?なんだか何でもアートに思えてきます。

 

ところどころカフェもあって、それなりに賑わっていました。

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中国の若者もたくさん来ていました。カメラを首から下げている人たちが多かったですね。我は最後はちょっと省エネして、真面目にみてまわらなかったけど、アートに興味がある人は長時間楽しめそうです。

 

次は、虹橋にある芸術区にも行ってみようかしら。楽しい週末でした。